何と、タクシーの中に、手帳代わりの大事なPDA(これ)を忘れるという失態を犯してしまいました。
なくしたのは11日の金曜日午後。クライアントとの打ち合わせのため、タクシーで向かったわけですが、打ち合わせの終わり頃、今度の裁判期日の法廷はどこだっけ?という話になって、PDAを見ようと鞄のポケットを開けたところ、ない。
あれれ、おかしいな。事務所から結構慌てて飛び出してきたので、事務所に忘れてきたのかな、と一人合点して、その場はあまり気にしませんでした。
ところが、事務所に帰って机を見ても、ない。会議室に起きっぱなしかと思って覗いたけれど、どこにもない。
血の気が引きました。PDAをなくしたことはありません。
w-zero3ですから、電話をかけてみようと当然考えるわけですが、実は通常使っている携帯はドコモで、w-zero3は建物の中など、ドコモでは通じにくいがPHSなら通じるという特殊な状況くらいしか利用しないので、自分の番号を覚えていません。トホホ。
ふと思いついて、嫁さんに着信履歴が残っていないかと考え、嫁さんにかけたところ「ああ、さっき知らない番号から罹ってきたけれど、出たらすぐ切れちゃったので、その番号じゃない?」とのこと。番号を聞くと、記憶のある番号なので、たぶんこれでしょう。で、かけてみましたが、何度かけても出ません。
落ち着け、落ち着け。事務所を出る前には予定を調整するために触っていた記憶があります。してみると、今さっきの打ち合わせの間になくしたとしか考えられません。すると、タクシーか?料金を払おうと財布を出したときに鞄から落ちたかな?
タクシーの領収書を見ると、幸い忘れ物センターの記載があったため、電話してみました。すぐに該当タクシーに電話してもらいましたが「すいません。運転手が携帯で友達とでも話しているのか、つながらないんです」とのこと。結局、運転手に確認するまで1時間以上かかりましたが、無事存在を確認できました。ほっ。
ところが、運転手は遅番のため、センターへの帰還は翌日午前2時になるとのことで、それから宅急便で発送してもらうことになり、本日ようやく手元に戻ってきたわけです。
まあ、最悪なくなっても、個人情報はほとんど入っていないし、予定はパソコンと同期しているので、リカバーはたぶん可能だったと思いますが、かなりショックであったのは間違いなく、金曜午後は仕事が手に付きませんでした。
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