10月6日から、日弁連の人権擁護大会(通称「人権大会」)で、北海道は釧路に行ってきました。
人権大会は、日弁連の人権擁護活動について、シンポジウムを開いたり、政策を決議したりする由緒ある活動ですが、恥ずかしながら、私は今回が初めての参加です。というより、この大会、地方で行われることが多いため、日常業務をカットしてまで参加する余裕はなかなかないのですね。しかし、本年度は若輩ながら日弁連の常務理事であるという立場もあり、さすがに参加は義務かな、という感じで参加しました。
それでは、この大会に東京から参加する弁護士は、皆高邁な人権感覚の持ち主かというと、ちょっと誤解を生じます。というのは、実はシンポに参加せず、夜の懇親会から参加して、2次会、3次会と参加する弁護士が結構いるからです。別に夜の釧路でどんちゃん騒ぎをすることが目的なのではなくて、こうした全国の弁護士が集まる場所で、政治の話をしているようです(要は弁護士会の人事ですね)。まあ本年度は日弁連会長の選挙もないので、それほどギラギラした場面はありませんが、とにかく2次会以降は全て派閥の飲み会です。東京とやっていることが変わらない…。
ちなみに私は、せっかく釧路まで行くと言うことで、妻と息子(2歳弱)を連れて延泊することにしました。人権大会には、「公式観光ツアー」もあるのですが、団体バスにはうちの息子はとても耐えられそうにないため、独自にレンタカーを借りて、公式観光とほとんど同じコースを独自にたどることを計画しました。釧路→摩周湖→知床ウトロ温泉泊→知床観光→釧路というコースです。
ところが、ご承知のとおり、7日からは殺人的な低気圧で北海道は大嵐。レンタカーで雨中運転の練習をしたかのような道中になってしまいました。摩周湖は霧どころか何も見えないし(写真)、知床は露天風呂も閉鎖。天気には勝てません。。。
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