「考」なんて、大それたものじゃないんですが。
本日、午前中に川崎支部での裁判があり、帰りに京急川崎の駅に向かう途中、吉野家の横を通りかかると、ちょうど復活牛丼祭を始めたところでした(始めたばかりですが、既に客がほぼ満員でした)。
日本政府のいい加減な妥協による米国産牛肉輸入再開にはあきれ果てていた私ですが、目の前で吉野家牛丼復活ののぼりを見てしまうと、気がついたら席に座っていました(笑)。
ほぼ2年ぶりくらいに食した牛丼大盛り+生卵ですが、一口目で、懐かしの味に思わず「これこれ、これだよ!」と言いそうになりました。ああ、何と単純な私。ですが、二口、三口と食していくうちに、なんとなく最初の感動も薄れていって、最後のころは、「まあ、こんなだったかな?」位の状態にまで戻ってしまいました。どうも、「吉野家の味」は、記憶の中で美化され過ぎていたようです。引っ越していってしまった初恋の人に久しぶりに会って、最初の瞬間のときめきがクライマックスで、話してみると意外と普通だった………てな感じですかね。
このエントリーのトラックバックURL:
/blog/mt-tb.cgi/97