昨日夕方、私のよく知る、とある先輩弁護士が亡くなってしまいました。まだ40代でした。
その方には、私の所属派閥の春秋会でも、また若手会派の法友全期会でもお世話になっていたばかりでなく、日弁連の理事会でも毎回顔を合わせていた間柄でした。若くして東京弁護士会の副会長になった後、日弁連の事務次長に就任し、疲れを知らぬエネルギッシュさで激務をこなされていたのですが、突然倒れられ、1週間後に帰らぬ人になってしまいました。何ともショックです。
その方の死に至る原因が、予防可能なものだったのかはさておき、弁護士はほとんどが個人事業主ですから、自分の体は自分で管理するしかありません。そうであるのに、結構平気でオーバーワークになる方が多いように見受けられます。サラリーマンと違って、誰かに命令されて残業したり休日出勤するわけではないのですが、やはり依頼者や仕事に対する責任感が強い人種であるのか、自ら仕事にはまっている人が多いです。やはり、毎日深夜までデスクワークをしたり、夜飲み会に出てから、また事務所に戻って仕事したりというスタイルが体にいいはずはないのですが。
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