5月から6月にかけて、またまたひどい更新状況ですが。
実は、4月から日弁連理事としての会務が入った上に、なぜか昨年同様、成蹊大法科大学院の民事模擬裁判の講師、さらには司法修習生の指導担当まで引き受けてしまい、さすがにこの1ヶ月ほどはオーバーフロー状態で、とても日誌の更新までする精神的余裕がありませんでした。
司法修習生は、6年間務めた修習委員会の委員を辞めさせてもらう交換条件のような形で引き受けたものです。若くして合格した大変優秀な修習生が配属され、この3ヶ月大いに刺激になりましたが、本日3ヶ月の弁護修習期間を終えて後期修習に旅立っていきました。
指導担当としては、本日の修習終了式に出席してあげなければならなかったのですが、奇しくも成蹊大法科大学院の授業日とぶち当たってしまい、そちらを優先せざるを得ませんでした。
それにしても3ヶ月の弁護修習というのは、やはりちょっと短い感じです(私のころは4ヶ月)。弁護士の仕事というのは、特定の3ヶ月を切り取ってみると、何故か結構偏っていて、この3ヶ月を見ると、残念ながら証人尋問は1件も入らず(そのくせこれから3ヶ月の間には立て続けに3件ほどありそうな雰囲気)、また新件はおかしなことに離婚とか相続とか家事事件ばかりという偏りぶりでした。満遍なく経験させてやりたいなあ、と思っても、こればかりはどうにもなりませんね。
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