昨年4月3日の日誌に書いた日弁連の知的財産法研修ですが、その後、第2段階の研修として、法務研究財団が企画する連続研修に参加しています。
この研修、昨年のようなマスプロ講演形式の座学とは異なり、かなり本格的なゼミ形式の授業で、第1回は5月28日に行われ、第2回が本日午前10時30分より、午後4時30分まで、みっちり3コマ行われました。
内容も、一コマ目は前回の宿題である起案の講評、二コマ目は今回の課題についての模擬ロイヤリング(事情聴取・打ち合わせ)、三コマ目がその講評で、宿題にまた課題についての起案があります。
模擬ロイヤリングでは、毎回4人程度が指名されて、模擬弁護士役を演じ、相談者を演じる講師に対し、会場の注目を浴びながら、冷や汗をかきつつ事情聴取をするということをやらされます。今回は私がその一人に指名され、拙い事情聴取をして参りました。
いやはや、こんなことをするのは司法研修所以来で、非常に緊張します。しかしながら、同じ課題を前にしても、同じ弁護士同士がここまで考え方や、事件の処理方針、スタンスが異なるものだなあと、改めて感じ入ります。