本日は土曜日ですが、またしても法律相談の当番で北千住の相談センターへ。どうも法律相談の当番は、重なるときは重なる傾向があります。
それはそうと、帰り際になぜかセンターの事務局にとっつかまって、「先生、これって一般相談で受け付けるべきなんでしょうか、それともクレサラ相談として受け付けるべきなんでしょうか」という質問を受けました。なんか、相談の申し込みの配点を巡って悩んでいるそうです。
別に、「弁護士としてはどちらの相談でも中身は一緒だから、どちらでもいいんじゃないですかあ?」と答えたんですが、いや、相談者にとっては、一般相談だと30分5250円、クレサラだと30分2100円なので、大違いなんです、というご返答。
そうなんです。かつてはクレサラ相談も30分5250円だったのですが、ここのところ、弁護士会の法律相談センターでのクレサラ相談の件数が激減したことに対する対策として、クレサラ相談の相談料をダンピングしたのです。
そのダンピングの原始をどうやって捻出したのかと言えば、我々弁護士の相談担当の日当です。クレサラ相談に関しては、日当がなくなってしまいました。要は、相談を受けた事件の受任がなければただ働きです。
まあ、もともとたいした日当でもなく、それを目当てに相談を担当している訳じゃありませんから廃止されたところでそれほど気にはなりませんが、料金を闇雲にダンピングしても、こんな弊害もあるということで。