IBMがThinkPad Xシリーズに、X31を出してから早2年。2003年暮れにはX40が発売され、併売態勢になったものの、目立ったバージョンアップもしてもらえず、モデルチェンジもないままでした。2チャンネルに「X32の発売を待ちわびるスレ(タイトルはどんどん変わるので不正確。最新スレはこれ)」までできてしまうほど野ざらしでしたが、本日ついに!幻かと思っていたX32が発表されました。
しかーし………一時噂のあったSonoma搭載ではなく、ほぼ一年前に発売されているDothan搭載、しかも最上位機種でもPentiumM745(1.8MHz)とはちょっとがっくり。
Sonomaが相当発熱量が大きく、電気食いのChipsetらしいため、これを回避したと考え直せばまあ納得いかないでもないですが(でもX41には載ってます)、実質的にはChipsetレベルの大幅な変更を避けたマイナーチェンジ版のようです。それにしては出るのが一年遅いような。
もっと納得がいかないのが、USモデルにはPentiumM755(2.0Mhz)の搭載機種があるのに国内ではないこと。どうも日本IBMは、日本のThinkPadフリークの気持ちを読み違えているような気がします。Lenovoになったらよくなるんでしょうか、もっと悪くなるのでしょうか………