もう結果が出ちゃった話ですが。実は今年の弁護士会の選挙は、我が属する東京弁護士会(東弁)ではなく、同じ東京でも第二東京弁護士会(二弁)ですごいことが起こってました。
何と、日本を代表する大事務所から、二人の会長候補が立候補して選挙戦を行ってしまったのです。わたしはこれまで弁護士会の選挙をよく「ムラの選挙」に例えてきましたが、二弁の会員は約2,500人くらいかな。有権者2,500人の村で、村一番の庄屋さんの家で、当家の長男と娘婿が同時に立候補しちゃったようなもんです。
さすがの弁護士からみてもけっこう呆れてる人が多かったこの選挙戦、戦い方もえげつなくて、主流派と目されていた候補者の方は選挙のためのHPまで作っちゃってました(注:もう閉鎖されて存在しません。どういうテクを使ったか知りませんがgoogleのキャッシュからも速攻削除されてました)。そして、そのページの中ではその候補者の推薦人が、約500名も!有権者が2,500人の村でですよ!!
ところが選挙とはわからないもので、そこまで人海戦術を繰り広げた候補者が僅差で負けてしまったそうです。事務所内で内ゲバしちゃった選挙戦、これから事務所内でどう人間関係を修復していくんでしょうか。人ごとなので私はどーでもいいですが。