トラブルが起こり、さあ困った、弁護士に頼まなきゃと知り合いを聞き回ったところ、とある知り合いが「自分の知っているいい弁護士がいる」という。さあ、無条件に信頼していいものか?
ま、会う前から無条件に信頼していい弁護士などいませんね。それはいいとしても、会ってしまうとその知り合いに対する義理から「頼まないと悪いな」という気持ちになってしまい、冷静な判断ができないおそれはあるでしょう。
従って、会う前にある程度、客観的に「信頼できそうだ」という最低限の条件を確認しておくべきでしょう。
最も大事なのは、その弁護士を紹介してくれた当の本人が信頼できる人か?という点でしょう。誠実さに欠ける人が紹介してくれる人というのは、やはりどこか誠実さに欠けていることが多いように思われます。
次に確認すべきは、紹介者とその弁護士はどのようなつながりなのか?という点です。
しかし、最後は直接自分が会って確かめてみないと最終的には分からないことは言うまでもありませんので、くれぐれも即断はしないようにご注意を。