8月9日の続きです。
世間のご多分にもれず、弁護士も現在はノートパソコンといえばVAIO一色です。特に私の知っている若手でノートパソコンをよく持ち歩く先生方は8割くらいVAIOですね。機種は一時は505系が全盛でしたが、最近はC1系が多いようです。確かにC1くらいの大きさだと鞄に入りやすい(分厚い事件記録を入れた余白のスペースに押し込められる)というメリットはあると思います。SR系はあまり見かけません。R505系も見ませんね。全体に弁護士は小さなマシンを好むという傾向があるようです。
しかしながら、私はVAIOには懐疑的です。まあ、だいたいThinkPad派はVAIOには懐疑的なのですが(この辺の詳細を知りたい方は私の愛読するThinkPad資料館へどうぞ)。
まずVAIOは、常駐ソフト類が多すぎて最初からリソースが不足気味で動作が不安定、という点があります。まあ、ホビーでVAIOの常駐ソフトをがんがん使うという方なら必要悪ということになるのでしょうが、少なくとも弁護士業務には必要のないものばかりではないでしょうか。
また、前述のように確かにC1系の小ささと画面、キーピッチを両立させたパッケージにはかなり惹かれるのですが、実際にはオプションの大型バッテリーをつけないと、電池がろくに持たない点が難点です。私の知っているC1使いの弁護士は、結局皆大型バッテリーをつけて使っています。そうすると、せっかくの軽さと小ささがかなりスポイルされてしまうのではないでしょうか。
というわけで、私はどうしてもVAIOにはなじめず、ThinkPadを使っております。というより、VAIOが出る前からThinkPadになじんでしまったため、今更乗り換えられないだけなのかも知れませんが。
現在は昨年暮れに買ったX20(2662-34J)を事務所及び外出先で業務用に、一昨年暮れに買った600E(2645-5BJ)を自宅で残業及びホビー用に使用しております。
さらに事務所内も(所長の由岐や事務局があまり機種に興味がないのをいいことに)着々とThinkPad化が進んでおり、現在由岐が無印240(2609-21J)、事務局の3人がそれぞれ無印560(2640-FJE)(私のお古でほとんどジャンク)、A20m(2628-31J)、T21(2647-4AJ)を使用しており、後は榎本弁護士が使っているメビウスを駆逐すれば完全制覇!。
本日もお盆というのになぜか1日仕事があり、その後辰巳で泳いで帰ってきましたのでそろそろ限界です。なぜこんなことになっているのかは、また明日にしましょう。